カーリースの審査

カーリースの審査に有利になる9つのテクニック|審査通過率の上げ方を伝授します

カーリースの審査

カーリースの審査概要

カーリース審査概要

マイカーリースを契約するためには、リース会社による所定の審査に合格する必要があります。

自動車リース取引においては、自動車自体が中古価値の見込める担保となります。そのため、万一ユーザーがリース料を支払えなくなり、解約せざるを得ない場合になったとしても、自動車が確保できればリース会社は売却処分により相応の回収が可能となるほか、処分に要する手間や費用も比較的軽微に済ませることができます。

このように、自動車の中古価値を念頭に置いた与信審査を行えることが、一般的に「自動車リースは審査が通りやすい」と言われる根拠となっています。

審査の緩さ厳しさについては、明確な基準があるわけではありませんが、審査を判断する際にほとんどのカーリース会社が参考している情報があります。

それは大きく「個人情報」と「信用情報」の二つに分かれています。

リース審査における個人情報とは?

個人情報とは、マイカーリースを申し込むときに、ネットでは審査フォーム、店舗では審査申込書に記載するような項目を指します。

氏名や住民票住所は個人情報に含まれますが、審査においてはそこまで重要ではありません。

重視されるのは「年齢」「年収」「職業」「勤続年数」といった情報になります。

年齢

マイカーリースの審査申込には、一定の年齢制限が設けられています。

例)オリックス自動車:原則20歳以上、75歳以下。

ただし、未成年者でも、親権者の同意が得られていれば申し込みできる可能性があります。同じく未成年で、かつ婚姻している場合は、親権者の同意なく申込人と認められるようです(民法753条婚姻による成年擬制)

 

年収

概ね年収が200万円以上の人であれば、連帯保証人なしで審査に通る可能性が高いと言われています。

ただし、リース料総額が年収の1.5~2倍以上になると、審査通過率は格段に下がる傾向があります。

 

職業

アルバイトや派遣社員に比べると、正社員の審査通過率は高くなる傾向があります。

学生や主婦・無職の方でも審査申込は可能ですが、定収入が認められない場合は、単独与信可能な連帯保証人の付帯がほぼ必須になります。

※大手のリース会社などでは、勤務先情報も必須になる場合あり。

 

勤続年数

勤続年数は「安定した収入が見込めるか」を判断するための情報となります。個人向けカーリースは数年間に渡る契約となるため、ユーザーが毎月のリース料をきちんと払える環境にあるかどうかは大きな指針となります。

勤務歴が短く転職を繰り返している場合は、収入が安定していないと判断されてしまう可能性があります。

概ね10年以上の勤続経験のある人ならば審査に通りやすいと言われています。

 

一方、信用情報とは、個人の「債務整理歴」のことを表します。

 

リース審査における債務整理歴とは?

リース会社は、クレジット取引に係る信用情報を収集・管理・提供・開示しているCICやJICCなどの「信用情報機関」に照会を掛け、申し込みをしてきた人が過去に公共料金の支払いを滞納をしていないか、借入金の返済を延滞していないか、破産していないかなどの情報を取得します。

ここで「リース料の支払い能力なし」もしくは「懸念あり」と判断されてしまうと、契約を断られたり、連帯保証人を付けての再審査を求められることになります。

自社やグループ内にクレジット機能を持たないカーリース会社は、個人情報や信用情報を管轄している機関に照会を掛けています。

代表的な機関としては、CICやJICCといった法人が挙げられます。

CIC(株式会社 シー・アイ・シー)

主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関

 

JICC(株式会社 日本信用情報機構)

主な事業はクレジットやローンの契約内容、返済状況等の「信用情報」の収集・提供・管理など

 


審査に通るための9つのポイント

 

カーリース審査の心得

 

年収や債務整理歴といった要因のほかにも、カーリースならではの審査判断基準が存在します。

それは「審査の合否が”リース料の総額”を対象として判断される」ということです。

例えば、車両の本体価格が200万円の車をリースしようとした場合、7年契約で月額が4万円だとすると、カーリースにおいて与信の対象となる額は、40000×84の計336万円となります。

つまりカーリースの審査に通るためには、クレジットや自動車ローンの場合とはまた別の発想が求められることになります。

個々人の財務状況を客観視する個人情報や信用情報については、即席でできることは限られていますが、いくつかのテクニックを押えるだけでカーリースの審査通過率は格段に向上します

カーリースの審査に不安のある方は、以下のポイントに照らし合わせながら検討してみることをおすすめします。

 

 

 

①頭金を設定する

前提として、カーリースのメリットは頭金などのまとまったお金を必要としない点にあります。

ですがリース料の総額を抑えることを最優先とした場合、いくらかの頭金を設定することは、審査において有利に働きます。

審査に不安のある方は、一度手持ちの資金と相談してみるのも良いでしょう。

②連帯保証人を付ける

特に未成年や専業主婦の場合、連帯保証人を立てることがほぼ必須となります。

それ以外でも、勤続年数が短かったり、リース料の総額(借入金)の額が大きいと、審査の段階でリース会社から保証人を要求される場合があります。

就労環境が不安定だったり、SUVやミニバンクラスの車両本体価格が高い車をリースしようとしている方には、あらかじめ連帯保証人を付けておくことをおすすめします。

連帯保証人の責務

契約者(リース契約者)の支払いが滞った場合、「連帯保証人」は契約者と同じ責任を負うため、直に返済請求がきても契約者へ請求するよう主張することができません。

連帯保証人が複数いる場合でも、債権者(リース会社)はその内の一人に全額請求ができます。

③リース会社が設定している「特選車」や「キャンペーン」を狙う

主要なリース会社は、売れ筋の車種を「特選車」として、通常よりも安いリース料で掲載しています。

リース料が安いということはつまり、それだけ「値引き」や「残価設定」が大きいということになります。

特選車の場合、リース料総額に照らしてリース会社が背負うリスク(金額)の割合が高くなるため、それだけ個人の支払い分は少なくなる計算になります。

例えば、スズキの「スペーシア」と、マツダの「フレアワゴン」は、販売しているメーカーと車種の名称が違うだけで、車両価格もまったく同じ車となっています。(クリックで拡大できます)

 

スペーシアスペーシア
フレアワゴンフレアワゴン

 

オリックス自動車の特選車を引き合いにすると、その差額は9年リースで3,024円となり、総額では326,592円もの違いに及びます。

 

そのほか、リース会社によっては期間限定でカーリースの特売キャンペーンを行っているところもあります。

特にオリックス自動車では中古車リースのキャンペーンを定期的に行っているため、通常でも安いリース料がさらに安くなっており、審査対策にもおすすめです。

夏得キャンペーン
中古車リース大感謝祭
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④車にかけられる税金の額が相対的に少ない軽自動車を選ぶ

リース料には契約期間中の自動車税や重量税、自賠責保険料といった諸費用が含まれています。

税金が高ければ高いほど、リース料総額(与信額)も比例して大きくなるため、審査に落ちるリスクも高まります。

軽自動車は普通車に比べて税金面で優遇されていますので、表面上に見える車両本体価格の差額よりも大きなメリットを享受することができます。

 

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⑤車種のグレードを再考する

軽自動車はリース料の総額として安くなる傾向にありますが、大人数の家庭や、これまで普通車に乗ってきて、そのまま乗り換えを希望している方にとっては納得しがたいことかと思われます。

その場合は、検討している車種の”グレード”を再考してみてください。

例えば、トヨタの「ヴォクシー」や、ニッサンの「ノート」などの車種は、同じ車でも「ガソリン車」なのか「ハイブリッド車」なのかだけで、数十万円から数百万円の車両価格差が生じます。

昨今の車はガソリン車でも十分な燃費性能を発揮していますので、こだわりがない限り、一般的なグレードで申し込むことをおすすめします。

カーリースの審査では「この額なら可」という判断を下されているケースがあります。ですので、いったん安価なグレードで申し込み、審査に通った後にグレードの変更相談を個別にした方が、長い目で見て手間が掛からない方法だと言えます。

 

⑥リース料が低めに設定されている中古車を選ぶ

軽自動車やコンパクトカーといえども、新車リースの場合だと、リース料の総額は軽く100万円を超えてきます。

リース会社の中には、新車だけでなく中古車も取り扱っているところもありますので、新車が駄目だったとしても、中古車ならば僅かな与信額の差で審査に通る可能性もあります。

中古車リースの最大手はオリックス自動車ですが、高年式の商品も多数ラインナップしていますので、「中古だから不安」という方でも検討しやすくなっています。

例:ハスラー  G 2WD CVT

新車リース(2019年登録):9年リース 月額19,224円(税込)~

中古車リース(2018年式):9年リース 月額16,956円(税込)~

リース料総額の差:244,944円

 

オリックス自動車の中古車リースでは、法人向けリースやレンタカーなどで使われていた車両が大半を占めています。

そのため、カーナビやETCなどの最低限必要なオプションが標準装備となっていることが多く、オプション追加によるリース料アップを抑えられる、というメリットもあります。

 

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チャート図

 

⑦オプション扱いとなるメンテナンスパックの付帯を見直す

ガソリンスタンド系列のリース会社や、車整備会社が手掛けるマイカーリースには、オプションとして「メンテナンスパック」を付帯できるものがあります。

どれも車検やオイル交換だけでなく、タイヤの交換やキズ凹みの修理、そのほかワイパーやブレーキパッドなど、消耗品の交換も受け付けてくれるという手厚い内容です。

ただしメンテナンスパックは「車両管理をすべて任せたい!」という方にはおすすめできますが、その分月々のリース料は大幅に増額してしまいます。

 

ホンダ N-BOX  G・L Honda SENSING  2WD  CVT

7年リースの場合

N-BOX

 

コスモスマートビークル ゴールドパック: 月額+6,588円(税込)

もろコミ「カーコンカーリース」 メンテナンスパック: 月額+2,700円(税込)

マイカー賃貸「カルモ」 ゴールドメンテプラン: 月額+4,380円(税込)

 

そのほかオリックス自動車のマイカーリースでは、メンテナンス周りについて、リース契約に含めず「クーポン特典」という扱いにしています。

無料となるサービス内容は車検の基本工賃とオイル交換のみとなりますが、メンテナンス加算によるリース料の増額リスクがないため、同じ条件下のマイカーリースでは比較的審査に通りやすい部類だと考えられます。

車検無料車検無料クーポン
オイル交換無料オイル交換無料クーポン

 

> オリックス自動車の公式サイトへ

 

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⑧設定する上限走行距離を最適化する

リース契約では、月間の走行距離において上限が定められています。

具体的な距離数についてはリース会社ごとに異なりますが、分類として「上限が固定されているプラン」と「上限が選択ができるプラン」の2種類があります。

上限が固定されているプランの例

オリックス自動車(いまのりシリーズ)

月間走行距離 2,000km

 

オリックス自動車(ワンプライス中古車リースMy Car)

月間走行距離 1,500km

 

マイカー賃貸カルモ

月間走行距離 1,500km

 

もろコミ「カーコンカーリース」

月間走行距離 2,000km

 

定額ニコノリパック

月間走行距離 1,000km

 

上限が選択できるプランの例

コスモスマートビークル

~500km/~1,000km/~1,500km

 

SOMPOで乗~る

~1,000km/~1,500km/~2,000km/~3,000km

 

オートフラット

~500km/~1,000km/~1,500km/~2,000km

 

カースマ(住友三井オートサービス)

~500km/~1,000km/~1,500km/~2,000km

 

カーリースにおいては、上限走行距離が短いほどリース料が安くなる傾向があります。

累積走行距離が少なければ、リース会社はそれだけ契約終了時の市場価格(残価)を高めに見積もることができるからです。

また、長く乗れば乗るほど車体は劣化していくため、消耗品の交換などを含むメンテナンスコストも比例して高くなります。

⑨自動車保険(任意保険)をリース契約とは別で契約する

リース契約において、任意保険への加入は必須と断言してもいいレベルにあります(詳しくは「カーリースに任意保険が必要な理由」ご参照ください)

事実、リース契約に任意保険を組み込むこと自体は可能なのですが、その場合、月々のリース料およびリース料総額はそれだけ高額になってしまいます。

リース会社が任意保険を契約に含めず、別組みでダイレクト系の自動車保険(ネット保険)を推奨しているのには、このような背景があったりします。

 

なぜカーリースには任意保険が含まれないのか
任意保険加入はリース契約における「絶対条件」ではないから
解説

カーリースに含まれる諸費用とは、言い換えれば「不可避に発生する車の維持費」となります(自動車税や自賠責保険など)

一方、任意保険への加入とは本来、個々人の自由意志に委ねられるものです。不可避に発生する費用だけに焦点を絞ったリースの本質に照らすと、任意保険への加入とは極端な話、「オプション」のような扱いとなっています。

 


リース会社ごとの審査概要

 

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審査概要

 

 


最後に

マイカーリースの審査では一度断られてしまうと、もう一度申し込んでも、再び審査落ちしてしまう可能性が高くなっています(審査落ちの履歴が残るため)

しかしながら、過去に審査落ちしてしまった人や、債務整理歴に難がある人でも、条件付きでリース契約を検討できる方法があります

大手のリース会社がサブプライム層に向けて提供しているサービスで、カーリース・ラボが独自に入手した情報となりますので、詳細については各リース会社に直接お問い合わせをお願いいたします。

※お問い合わせの際には、内容記入欄に「保証会社付きのカーリース審査について詳細をお願いします」と追記ください。

保証会社による保証とは?

信販会社やクレジット会社の中には自動車リースの保証を行う会社があります。

いわゆる「リース保証」と呼ばれるこの仕組みでは、リース会社は信販会社などの保証会社にあらかじめ契約した保証料を支払い、保証会社は連帯保証人と同様に、万が一、契約者が破産したり、リース料を支払えなくなった場合、規定損害金をリース会社に支払います。

そのほかにも、リース車両が逸失した場合に、その車両の残価分を保証会社がリース会社に支払う契約方式などがあります。

・オリックス自動車株式会社 カーリース・オンライン

お問い合わせフォーム

 

・マイカー賃貸「カルモ」

お問い合わせフォーム

 

 

保証会社による保証とは?
信販会社やクレジット会社の中には、自動車リースの保証を行う会社があります。

いわゆる「リース保証」と呼ばれるこの保証では、リース会社は信販会社などの保証会社にあらかじめ契約した保証料を支払い、保証会社は連帯保証人と同様に、万が一ユーザーがリース料を支払えない状況になってしまった時、規定損害金をリース会社に支払います。

そのほかにも、リース契約車両が行方不明になってしまった場合など、リース車両の残価分を保証会社がリース会社に支払う契約もあります。

サンプルケースとしては以下のような事例が挙げられます。

①法人顧客を対象とするリース会社で、個人向けカーリースの与信はできないものの、新規の引き合いがあった場合。

②特定のリース契約についてリース会社の与信が限界であるのに対し、追加のリース契約やリース料の上乗せ希望があった場合。

 

 


 

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